渡部昇一(上智大学名誉教授)氏のお言葉

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月刊『致知』(ちち)とは

<<月刊「致知」公式ホームページより引用>> 人の生き方を探求する“人間学の月刊誌”です。 毎月有名無名を問わず、各界各分野で一道を切り開いてこられた方々の貴重なご体験談をご紹介し、人生を真面目に一生懸命に生きる人々の心の糧≠ニなることを願って編集しています。

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渡部昇一(上智大学名誉教授)氏のお言葉


   太宗(唐の皇帝)は絶対に
   部下に責任を求めません。
   すべて自分の責任で受け止めている。

   これはいまの世の中のトップリーダーが
   一番心しなければならないことだと思います。

            渡部昇一(上智大学名誉教授)
………………………………………………………………………………………………

「人、自ら照らさんと欲すれば、必ず明鏡を須(もち)ふ。
主、過ちを知らんと欲すれば、必ず忠臣に籍(よ)る」
(自分がどういう人間であるか知るためには鏡を用いればよい。
 リーダーが自分の過失を知ろうとするなら忠義に厚い部下が必要である)

これは帝王学の書として知られる
『貞観政要』(じょうがんせいよう)の中にある言葉です。
『貞観政要』とは歴史上有数の名君として知られる
唐の皇帝・太宗がその諌め役である諌臣たちと交わした対話をまとめた本です。

自らの慢心を戒めるために太宗は数多くの諌臣たちを周りに置いたと伝えられています。
諌臣たちから寄せられた言葉の多くは耳が痛くなるような厳しい内容のものだったそうですが、太宗はそうした苦言に対して決して怒ることなく、むしろよく言ってくれたと感謝して自らの行動を改めたと言われています。

組織におけるリーダーとしての責任をはっきりと自覚したときに他者や環境への責任転嫁がなくなり苦言を与えてくれる存在に対して深い感謝の念を抱き始めるのかもしれません。

太宗の姿勢に学び、自分の心のありようを絶えず意識しながら学んでいきたいものです。

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