越智直正(タビオ会長)氏のお言葉
僕はね、生きているということは
起きていることだと思っています。
人間はただ息をしているだけでは
生きているうちに入りません。
越智直正(タビオ会長)
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過酷な丁稚奉公を経て独立。
ゼロから立ち上げた靴下専門卸問屋を、一代で業界トップの靴下製造・卸・小売り会社にまで育て上げた越智直正氏。
丁稚時代は朝5時55分に起き、怒鳴られたり、どつかれたりしながら深夜まで靴下づけの毎日。
休みは月1回半日しかもらえなかったとのこと。
おまけに、地方出身で言葉も習慣も周りの人と違う越智氏は、格好のいじめの対象になったそうです。
辛さに挫けそうな毎日の支えになったのが、故郷を発つ時、恩師から勧められた中国古典でした。
越智氏は、本屋で入手した『孫子』を、皆が寝た後、1時間余分に起きて読み続け、3年で全文を諳んじるまでになったそうです。
それが、後のビジネス人生を支える土台になりました。
「1日たった1時間でも、1年で365時間、
約半月は人より余分に生きられます。
それを勉強の時間に充てたら、
賢い奴にも負けるわけはないと思いました」
“慎独”(しんどく)という言葉があります。
独りの時間をどう過ごすか。
その過ごし方の違いが、人生ではやがて大きな差となって現れます。
毎日を無為にやり過ごすことなく、よき種を播き続けてゆきたいものです。